ツバキ科
双子葉、離弁花。
用語説明
単葉、互生で、托葉はない。
厚い光沢のある葉をつける常緑樹で、花は5弁あって瓦重ね状となり、
雄しべが多数あって基部は合着するものが多い。
しかし、落葉するナツツバキもあり、八重咲きの花など、多くの園芸種がある。
ツバキ
葉は厚くて光沢があり、花は半開し、雄しべが多数あって合着しており、
花が終わるとき、全部の花びらがつながった状態で丸ごとおちる
ユキツバキ
ユカリツバキ
トガリバツバキ
葉は先が尾状にとがり、花弁が6〜7枚ある小さくて白い花が咲く
カンツバキ
枝は横に広がり、葉は革質でとがり、花は冬咲き、十数枚の花弁はバラバラに散る
サザンカ
葉は厚くて少し鋸歯があり、花は平開し、雄しべが多数あるが合着せず
花びらはバラバラに散る
トガリバサザンカ
葉は先が尾状にとがり、直径約3センチの白い花が咲き、
丸い刮ハができる
ワビスケ
ナツツバキ
樹皮は灰色と赤褐色のまだら模様ですべすべしており、葉は楕円形で秋に落葉し、
花は白い5弁花で、縁には細かい鋸歯があり、朝に開花し夕方には落ちる
ヒメシャラ
樹皮は淡赤褐色ですべすべしており、
葉は先のとがった長楕円形で浅い鋸歯があり、
春から夏にかけて、本年枝の基部に小さい白い5弁花をつける
イジュ
白い花が葉腋に数個咲き、葉は尾状に尖り、果実は偏球形。
ヒメツバキ:
イジュ
の別名
サカキ
チャノキ
葉は楕円形で鋸歯があり、光沢のある薄い革質で、
秋に白い花が下向きに咲き、果実は丸い朔果で熟すと3裂する
トウチャ
チャノキの変種で、葉が大きく、丈も高いが、
良いお茶はできない
サカキ
葉は長楕円状広披針形で全縁で厚く、
花は葉の腋に下向きにつき、5弁に開き、白から黄色に変化し、
球形の液果が晩秋に黒紫色に熟す
マサカキ:
サカキ
の別名
ヒサカキ
葉は倒卵状楕円形で鋸歯があり、厚くてつやがある。
花は葉の腋に壺形の尾花と鐘形の雌花を下向きに沢山つける
ハマヒサカキ
葉は倒卵状楕円形で鋸歯があり、厚くてつやがあり、
葉腋に壺形の雄花と鐘形の雌花を下向きに沢山つける
マメヒサカキ: ハマヒサカキ の別名
ヒサカキサザンカ
葉はヒサカキに、花はサザンカに似ており、
果実は楕円形の朔果で、熟すと先端と基部の両方から
3裂し、種子にはへそがある
モッコク
樹皮は暗灰色で、葉は先は丸く基部はくさび形の革質でつやがあり、
夏に白い5弁花を葉腋に下向きにつけ、球形の朔果が赤く熟す
アカミノキ:
モッコク
の別名
双子葉-木-科名へ戻る
双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
総目次へ戻る