トガリバサザンカ

尖葉山茶花

双子葉、離弁花、 ツバキ科、 ツバキ属、常緑、小高木。 用語説明
花期:12月〜2月
高さ:2〜9メートル
樹皮は灰褐色で平滑である。
葉は長さ6〜7センチの長楕円形で先が尾状に尖り、 鈍い鋸歯があり、互生する。
花は葉腋に数個つき、直径約3センチで平開し、 白い花弁が5〜6枚ある。葯は黄色く、花に微香がある。 花弁はバラバラになって散る。
球形の朔果でき、中に褐色の殻に入った種子がある。
種子から精油を作る。
近縁の サザンカ は葉が長楕円形であまり尖らず、花が大きくて多彩である。
インドなど、南アジアの高地に自生する。

識別点: トガリバツバキトガリバサザンカ
  トガリバツバキ :花期は春、花は萼ごと落ちる。
  トガリバサザンカ:花期は冬、花弁がバラバラに散る。

(2017/3/10)


長楕円形の葉の先が尾状にとがる。葉は互生し、葉腋に蕾が数個つく。 (2017/3/10)


花には白い花弁が5〜6枚ある。 (2017/3/10)


雄しべが多数あり、葯は黄色い。 (2017/3/10)


花は平開する。


樹皮は淡褐色で平滑である。 (2017/4/13)


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