モッコク

木斛

双子葉、離弁花、 ツバキ科、 モッコク属、常緑、高木。 用語説明
花期:夏 6月〜7月
高さ:10〜15メートル
別名:アカミノキ
樹皮は暗灰色でほぼ平滑であり、幹は直立し枝は密生して、 楕円形の樹形をつくる。
葉は長さ5センチぐらいの楕円状卵形で、 先は丸く基部はくさび形で、互生し、 厚い革質でつやがある。裏面に主脈が隆起する。 葉柄が赤みを帯びることが多い。
夏に直径1.5センチぐらいの5弁花を葉腋に数個下向きにつける。 花は初めは白いがのちに淡黄色になる。
直径1〜1.5センチの球形の朔果をつけ、果皮は肉質で、10〜11月に 赤く熟して不規則に裂開し、橙赤色の種子がでる。
剪定しやすく、庭木としてよく使われる。 材は赤く、緻密で固い。



蕾。萼は厚い。




葉腋に白い5弁花が下向きに咲く。花弁も厚い。(2010/7/10)




球形の刮ハが赤く熟す。




裂開して赤橙色の種子が現れる。


楕円形の種子がぶらさがる。葉裏は淡緑色。


小枝が密に繁る。(2017/10/10)


枝は1カ所から数本ずつ出る。葉は互生する。 (2018/6/7)


葉は全縁・革質の楕円状卵形で、枝先につく。


葉柄が赤みを帯びることがある。(2016/12/2)


根から出たひこばえ。若葉は赤みを帯び、光沢がある。(2016/11/3)


葉が密に茂る。


丸味を帯びた樹形となる。 (2018/1/7)


剪定で形を整えやすい。 (2009/2/21)


(2018/2/11)


樹皮は暗灰色。


剪定しなければ高木になる。


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