イジュ
双子葉、離弁花、
ツバキ科、
ヒメツバキ属、常緑、中高木。
用語説明
花期:春 3月〜5月
高さ:10メートル
別名:ヒメツバキ
樹皮は暗褐色で、皮目が大きい。
本年枝は緑色で、初めは毛がある。
葉は長さ8〜13センチの楕円形で、先が尾状にとがり、
深緑色で光沢がある。
紙質の葉はやや厚くて、浅鋸歯があり、互生する。
枝先の葉腋に白い花が数個咲く。
花弁は深いさじ形で5枚あり、1本の雌しべのまわりに
多数の淡黄色の雄しべがある。
5枚の萼片が瓦重ね状になって花を支えるが、
落花するときは花弁も萼片も一体となって落ちる。
花弁と萼片は6枚のこともある。
花柄は1.5〜3センチある。
刮ハは直径1.3〜2センチの偏球形で、中央部がへこみ、
熟すと5裂して、扁平な腎形で淡褐色の種子が現れる。
沖縄ではイジュと呼ばれるが、
小笠原諸島ではヒメツバキと呼ばれる。
(2017/3/10)
ウスバヒメツバキ。(2017/3/10)
ウスバヒメツバキ。葉は先が尾状にとがり、浅鋸歯がある。(2017/3/10)
ウスバヒメツバキ。(2017/3/10)
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