ミズキ科


双子葉、離弁花。 用語説明

ミズキや、アオキ、サンシュユなどを含む。
単葉で、花は放射相称で小さい。 果実は核果か液果で、果肉はかたい。
ヌマミズキ科を別の科としてそれに ヌマミズキ、ハンカチノキ、カンレンボクなどを含める人もいるが、 ここではそれらもミズキ科に含める。

ミズキ 葉は広楕円形で互生し、表面は緑色で下面は白色を帯び、葉脈がはっきりしており、 枝先に散房花序を出して多数の白い花を密につける

クマノミズキ 葉は先が尾状にとがった卵状長楕円形で対生し、 散房花序に小さい黄白色の4弁花をつけ、球形の核果が黒紫色に熟す

ハナミズキ 広倒卵形で先端がへこんだ淡赤色または白色の総苞片が花弁のように開き、 長さ1センチぐらいの核果が秋に暗赤色に熟す

アメリカヤマボウシ: ハナミズキ の別名

ヤマボウシ 葉は先のとがった広楕円形で、総苞片が白い花びらのように見える 花が咲き、球形の集合果をつける

ヤマグワ: ヤマボウシ の別名

ガビハナミズキ 葉は先のとがった広卵形で、総苞片が白い花びらのように見える 花が咲き、球形の集合果をつける

アオキ 幹は緑色で、葉は大きく、厚くてつやがあり、鋸歯があって対生し、 円錐花序に茶色の4弁花をつけ、果実は楕円体で、冬赤く熟す

ビワバアオキ 毎年1段ずつ枝を広げ、葉は厚手の長楕円形で大きな鋸歯があり、 葉裏は白く、枝先に淡黄色の4弁花が密集して咲き、 楕円形の核果がつく

サンシュユ 幹は茶褐色で薄くむけてはげ、 葉は裏面脈腋に毛があり、葉の出る前に散形花序を出して黄色い花をびっしりつけ、 楕円体の核果が秋に赤く熟す

ハルコガネバナ: サンシュユ の別名

ハナイカダ 幹は叢生し、葉は尾状にとがった広楕円形で、 葉の中央に淡緑色の花をつけ、偏球形の核果が黒く熟す

ヌマミズキ科


ヌマミズキ科 を別の科としてそれに ヌマミズキ、ハンカチノキ、カンレンボクなどを含める人もいる。

ハンカチノキ 花に白い2枚の苞葉がハンカチのように垂れ下がってつき、丸い堅果がなる

ヌマミズキ 葉は先のとがった楕円形で、晩秋に葉が真っ赤に色づき、 花は緑色で花びらはなく、長い果柄の先に核果が青黒く熟す

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