ハンカチノキ


双子葉、離弁花、 ハンカチノキ科 (ヌマミズキ科あるいは ミズキ科 とすることもある)、ハンカチノキ属、落葉、広葉樹、高木。 用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:20メートル
樹皮は橙褐色で、縦に鱗状にはがれる。
葉は互生し、楕円形で鋸歯があり、葉脈がはっきりしている。
雌雄同株で、葉腋から直径約2センチの球形の花序が垂れ下がり、 それに白い2枚の苞葉がハンカチのようにつく。 花序は両性花1個と雄花多数で構成される両性花序と、 雄花だけで構成される雄花序がある。花弁はない。 開花前の花序は、粒状の雄花の蕾が集まった球状であり、 苞葉もまだ黄緑色である。 開花すると、雄花の花糸がのびて、 多数のマッチ針が刺さった針山状となり、苞葉が白くなる。
果実は堅果で丸く、褐色に熟す。
ハンカチノキ科とするが、ミズキ科に含める意見もある。



白い苞葉がかぶさる。


開花前の花序は、粒状の雄花の蕾が集まった球状であり、苞葉もまだ黄緑色である。


開花すると、雄花序の中心部は針山状となる。(2017/5/2)


両性花序には、雄花の他に、子房と二叉になった柱頭のある雌花がある。(2017/5/2)


丸くて縦筋のある堅果がつく。


葉は先のとがった楕円形で、葉脈が明瞭であり、鋭い鋸歯がある。(2015/5/6)




若葉の鮮やかな高木である。(2017/5/2)


樹皮は橙褐色で、縦に不規則にはがれる。


葉が落ちると果実が目立つ。




果実は堅果。


枝はあまり横広がりにならず、斜上する。 (2018/1/10)


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