ハナミズキ

花水木

双子葉、離弁花、 ミズキ科、 ミズキ属、落葉、広葉樹、中高木または高木。 用語説明
花期:春 4〜5月
高さ:5メートル(原産地アメリカでは12メートル)
別名:アメリカヤマボウシ
樹皮は灰黒色で、長方形の深い割れ目がある。
葉は枝先に集まって対生し、 長さ8〜15センチの卵状楕円形または卵円形で、 先が短くとがる。裏面は伏毛が密生し、粉白色を帯びる。
花は葉と同時か葉より先に枝先に開く。 総苞片は長さ4〜6センチの広倒卵形で、先端がへこみ、 淡赤色または白色で、花弁のようである。 この花弁状の総苞片に囲まれて、 黄緑色の小さな花が15〜20個集まった球形の頭状花序がある。
果実は長さ1センチぐらいの楕円形の核果で、 9〜10月に暗赤色に熟す。

花。花弁のように見えるのは総苞片。


花弁状の総苞片に囲まれて、頭状の花序がある。


中央部にある蕾の近接像。(2017/4/22)


ベニバナハナミズキ


白い花もある。




果実のできはじめ。柱頭が残っている。(2015/5/10)


未熟な楕円形の核果。(2015/6/10)


熟した果実。花柱の痕がある。


葉は卵形で先が尖る。(2015/5/10)


葉裏は粉白色。


鮮やかに紅葉する。


(2018/10/25)


若枝はなめらか。


樹皮は灰黒色。


老木の樹皮は鱗状にひび割れる。


落葉中高木である。 (2018/2/10)


ベニバナハナミズキ。 (2018/9/28)


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