クマノミズキ

熊野水木

双子葉、離弁花、 ミズキ科、 ミズキ属、落葉、広葉樹、高木。 用語説明
花期:夏 6月〜7月
高さ:8〜12メートル
幹は直立し、枝は放射状に斜上する。樹皮は灰黒緑色で、 縦の浅い筋がある。 若枝は緑色または赤褐色で、稜がある。
葉は枝先に集まって対生する。 葉身は6〜15センチの卵状長楕円形で、先端は尾状にとがり、 全縁で、両面に白く短い伏毛がある。
枝先の散房花序に小さい黄白色の4弁花をつける。 花後には花序枝が赤みを帯びる。
果実は直径約5ミリの球形の核果で、黒紫色に熟す。
幹を傷つけると樹液があふれ出して、それが赤くなる。

識別点: ミズキクマノミズキ
 ミズキ   :葉は広卵形で互生し、5月に開花し、核果が暗赤色に熟す。
 クマノミズキ:葉は卵状長楕円形で対生し、6月に開花し、核果が黒紫色に熟す。



花期はミズキより約1ヶ月遅い。(2015/6/13)


花には花弁4個、雄しべ4本、花柱1本がある。(2015/6/13)




葉は枝先に対生する。(2012/6/23)


冬芽がきれいに対生している。(2013/1/12)




葉は卵状長楕円形で葉脈が明瞭。(2008/11/14)


花後に花序枝が赤くなる。(2014/9/22)


丸い核果が黒紫色に熟す。(2014/10/4)


(2015/9/19)


枝が折れると樹液があふれ出す。(2012/4/8)


落葉高木である。 (2010/9/18)


樹形は丸い山のようになる。 (2018/1/12)


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