イラクサ科


双子葉、離弁花。 用語説明

地味な花を穂状につける。 風媒花が多い。

イラクサ 全草に棘が多数あり、広卵形の葉が対生し、 淡緑色の花穂が放射状に出る

ミヤマイラクサ 広卵形の葉が互生し、雌花序は長い穂状で、雄花序は円錐状

ムカゴイラクサ 葉は卵状楕円形で鋸歯があり、葉腋にムカゴがつき、 茎や葉に毒を持つ刺し毛がある

カラムシ 茎や葉柄に短毛が密生し、茎の繊維は丈夫で、 葉は鋸歯のある広卵形で、表面はざらつき、裏面は綿毛が密生して白い

アオカラムシ カラムシによく似ているが、葉裏に綿毛がないので、白ではなくて淡緑色

マオ: カラムシ の別名

クサマオ: カラムシ の別名

アオカラムシ: カラムシ の変種で、葉裏に綿毛がない

カテンソウ

アカソ 茎は分枝しないで斜上し、葉先は鋸歯があって先が3裂し、 中央裂片は細長くとがり、 雌花が球形に集まったものが花軸に並び、茎と葉柄が赤みを帯びる

クサコアカソ アカソ の変種で、葉先が3裂せずに尾状に鋭くとがる

ヤブマオ 茎は直立し、分枝せず、 葉は卵状長楕円形で先端がとがったものが対生し、てざらざらして鋸歯があり、 裏面には短毛が密生し、雌花が球形に集まったものが長い花穂にならぶ。

メヤブマオ 葉は卵円形で薄く、先が3裂し、粗い鋸歯があり、両面に短毛があり、 茎の下部に雄花の穂、上部に雌花が球形に集まって並んだ穂が出る

マルバヤブマオ ヤブマオの変種で、それに比べて、 葉身が丸く、鋸歯が少し低くて尖りが鈍い

ラセイタソウ 葉はちりめん状のしわがあり、雄花序は細長い穂状、雌花序は太短い穂状である

ツルマオ 細い茎が地を這い、葉は披針形で、白黄色の花が葉腋で茎を取り巻く

トキホコリ 茎に細毛があり、 葉は左右非対称の狭卵形で粗鋸歯があり、 葉腋に淡緑色の花が頭状に集まって咲く

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