ミヤマイラクサ
深山刺草
双子葉、離弁花、
イラクサ科、
ムカゴイラクサ属、多年草。
用語説明
花期:秋 9月〜10月
高さ:40〜80センチ
山の沢沿いなどに生える。
茎は直立ないし斜上し、茎や葉柄、葉に棘が多数あり、
刺さると毒液が入ってとても痛い。
葉は葉柄が長くて互生し、長さ6〜15センチの広卵形で、
粗い鋸歯があり、葉先は尾状にとがる。
雌雄同株で、茎の頂部に淡緑色で長い雌花穂、
下の葉腋に白い雄性の円錐花序が出る。
萼片も花弁も5個ある。
そう果は長さ2ミリ弱の楕円形で、萼片が2つ残っている。
識別点:
ミヤマイラクサ、
イラクサ
ミヤマイラクサ :ムカゴイラクサ属、葉は互生し基部は丸い、雌花穂は長く雄花序は円錐状、雌花萼片4個、雄花萼片5個、雄しべ5個。
イラクサ :イラクサ属、葉は対生し基部は心形、雌花穂は短く雄花序は穂状、花弁はなく、萼片4個、雄しべ4個。
(2017/10/18)
細い棘があって、触るととても痛い。(2017/10/18)
葉は尖った楕円形で互生し、粗い鋸歯がある。(2017/10/18)
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