アサ科


双子葉、離弁花。 用語説明
以前は クワ科 に含まれていたアサ、カラハナソウ、セイヨウカラハナソウ、 ならびに、以前は ニレ科 に含まれていたムクノキ、エノキ などを含む。
花は目立たず、雌花と雄花があり、雄しべは花被片に対生する。
草本のほか、木本もある。

草本

非つる性

アサ 茎は高く直立し、葉は掌状に裂け、小さくて黄色い花が円錐状に咲く

つる性

カラハナソウ つるで他の植物にからみ、葉は広卵形で、 雌雄異株で、雌花が変化した花穂は、閉じた松笠のような卵円形である

セイヨウカラハナソウ 葉は広卵形で3〜5裂し、 果実は淡緑色の閉じた松笠のようで、ビールの苦味成分に使われる

ホップ: セイヨウカラハナソウ の別名

カナムグラ 茎や葉柄に下向きの棘があって木や草に覆い被さり、 葉は粗い毛があって掌状に5〜7裂し、 果実は紫褐色で先が反り返った苞に包まれる

木本

ムクノキ 樹皮は灰褐色で、葉は長楕円形で伏毛があってざらつき、 葉の展開と同時に開花し、丸い核果が秋に黒紫色に熟す

エノキ 樹皮は灰黒褐色で、葉は広楕円形で厚くてざらつき、 葉の展開と同時に開花し、球形の核果が秋に赤褐色に熟し、食べられる

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