カラハナソウ

唐花草

双子葉、離弁花、 アサ科 (以前はクワ科)、 カラハナソウ属、つる性、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜9月
つるで他の植物にからみ、つるに対生する葉は広卵形で 3〜5裂することがあり、あらい鋸歯がある。 茎や葉柄に短い棘があってひっかかる。
雌雄異株で、雄花穂はつるの先に円錐状に垂れ下がり、 雌花が変化した花穂は、 長さ2〜3センチの閉じた松笠のような卵円形の毬花で、 葉腋から短い柄で垂れ下がる。雄花も雌花も淡緑色である。
毬花の中にそう果が含まれる。
ビールの原料であるホップは セイヨウカラハナソウ の別名である。

識別点: カラハナソウセイヨウカラハナソウ
外見はほとんど同じであるが、熟した毬花の苞の内側にある腺で区別できる。
 カラハナソウ    :苞の内側にある腺が少なく、苦みが少ない。
 セイヨウカラハナソウ:苞の内側に黄色い腺が密生し、苦みが強い。

雌花穂は緑色の閉じた松笠のような形の果穂となって、葉腋から垂れ下がる。

(2015/9/29)


雄花序は淡緑色で円錐状となる。(2015/9/29)


雌花。 (2017/10/18)


雌花序。 (2016/7/27)


雌花序は開きかかった小さな松笠状となる。(2015/9/29)


熟しすぎると褐色になる。(2017/10/18)


葉は広卵形で、3〜5中裂するものがあり、鋸歯がある。


切れこみのある葉とない葉がある。


よく茂る。 (2015/9/29)


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