ヤマノイモ科
単子葉。
用語説明
地中に芋ができ、
つる性で、葉腋にムカゴがつきイモができるヤマノイモ属と、根茎は横にのびるが
イモはできないオニドコロのなかまがある。
花被は6枚で果実は3室に分かれる。
ヤマノイモ
茎が他のものにまきつき、
葉は三角状披針形で、雌雄異株で、葉腋から直立する雄花と、垂れ下がる雌花
があり、ムカゴのつくことがある
ジネンジョ: ヤマノイモ の別名
ナガイモ
つる性で、葉は細長い三角状心形で基部が丸く左右に張り出し、
細長い芋ができ、葉腋にむかごができる
ツクネイモ:
ナガイモ
で芋が塊状となる品種
イチョウイモ:
ナガイモ
で芋がイチョウの葉状となる品種
ウチュウイモ
葉は円心形で、葉腋に偏球形のおおきなムカゴができる
エア・ポテト:
ウチュウイモ
の別名
ニガカシュウ
葉は円心形で、長い花穂が垂れ、花冠は紫色となり、
イボのあるムカゴができる
カシュウイモ
葉は円心形で、葉腋に直径約2センチのムカゴができる
(ウチュウイモはカシュウイモの別名かもしれないが、ムカゴの大きさが違いすぎる)
オニドコロ
つる性で、葉は5〜12センチの先のとがった円心形〜三角状心形で、
雌雄異株であり、雄花序は直立し、雌花序は垂れ下がり、ムカゴはつかず、
朔果には3翼がある
トコロ:
オニドコロ
の別名
ヒメドコロ
オニドコロと似ているが、葉が細く、雄花序が垂れ下がる
エドドコロ:
ヒメドコロ
の別名
カエデドコロ
つる性で、葉はカエデの葉に似ており、中央裂片は先がとがるが、
他の裂片は先がまるく、両面に短毛があり、雌雄異株で、花は6弁で黄色く、刮ハに3枚の翼がある
タチドコロ
キクバドコロ
つる性で、葉は掌状に5〜9裂し、花は赤紫色で花冠が6裂し、3翼のある刮ハができる。
アケビドコロ
掌状複葉の小葉は長楕円形で5枚あり、黄色い5弁花が総状に咲き、
長楕円形の果実は種子を持たない
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