アケビドコロ
木通野老
単子葉、
ヤマノイモ科、
ヤマノイモ属、つる性、多年草。
用語説明
花期:秋 10月〜11月
沖縄などで生育する。
長さ1〜1.5メートルの太い根塊がある。
つる状の茎は反時計回りに巻付き、
10メートルぐらいまでのびる。
茎には黄褐色の微毛があり、少し棘がある。
長い葉柄のある掌状複葉が互生し、
長楕円形の小葉が5枚(ときには3枚)あり、
その葉身は長さ3〜15センチで、
不規則に軽く波打つことがあり、
両面に短毛がある。
(名前にアケビという語が入っているが、
アケビ は双子葉植物で、
単子葉植物のアケビドコロとは掌状複葉であること以外に共通点はなく、
全く異なる植物である。)
葉腋から出る細長い総状花序に、小さな黄色い5弁花が並ぶ。
花弁には厚みがある。
雌花には膨らんだ子房がつき、赤褐色の毛が密生し、
長さ2〜2.5センチの長楕円形の果実状となるが、
日本では種子はできない。
葉腋に淡褐色で低い突起のあるムカゴができることがよくあり、
日本ではムカゴによって増やすことが多い。
根塊は有毒であるが、煮ると毒が消えて食べることができる。
ポリネシア原産。
(2018/10/20)
葉は掌状複葉で、小葉は5枚ある。
(2018/10/20)
小葉は長楕円形で、中央のものが他より大きい。
(2018/10/20)
葉腋にむかごがつく。
(2018/10/20)
茎や葉柄の所々に低い棘がある。
(2018/10/20)
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