カシュウイモ

何首烏芋

単子葉、 ヤマノイモ科、 ヤマノイモ属、つる性、多年草。 用語説明
花期:秋 9月〜10月
ニガカシュウ の苦みを少なくした栽培種がカシュウイモという説がある。
楕円形の根茎がある。 つるがのびて他のものに巻き付く。
葉は円心形で互生し、葉脈が明瞭である。
雌雄異株で、葉腋から出る穂状花序に細長い筒部をもつ雌花がつく。 日本には雄株はない。
葉腋に直径2センチぐらいの偏球形のむかごをつける。 (雌花からできたものではなく、茎からできた肉芽。)
ウチュウイモ をカシュウと言うこともあるようだが、 ウチュウイモのムカゴは長径10センチ近くなることもあるのに対し、 カシュウイモのは2センチ程度であり、 別種ではないかと思われる。 (それともウチュウイモはカシュウイモを品種改良した栽培種?)

(2016/10/15)


葉腋に直径約2センチのムカゴができる。(2016/10/15)


(2016/10/15)


葉は円心形で葉脈が明瞭である。(2016/10/15)


葉は互生する。 (2017/7/29)


雌花の花序。(2017/7/29)


葉腋にできはじめたむかご。(2017/7/29)


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