トウカイタンポポ

東海蒲公英

双子葉、合弁花、 キク科、 タンポポ属、舌状花のみ。多年草。 用語説明
花期:春 3月〜5月、セイヨウタンポポは3月〜9月
高さ:15〜30センチ
別名:ヒロハタンポポ
タンポポの一種で、 葉は長さ10〜30センチの倒被針形で、羽状に中裂する。 幅の広いものや狭いものがある。
大きな特徴は、総苞外片と総苞内片の先に角状の突起があり、 総苞外片は直立することが多いことである。
詳しくは タンポポ 参照。

識別点: カントウタンポポトウカイタンポポタンポポセイヨウタンポポシロバナタンポポ
カントウタンポポ:総苞外片は直立し、頭花は直径3.5〜4センチと大きい。
トウカイタンポポ:総苞外片は直立し、総苞外片と総苞内片に角状突起がある。
カンサイタンポポ:総苞外片は直立し、頭花は直径2〜3センチと小さい。
セイヨウタンポポ:総苞外片が反り返る。単為生殖する。
シロバナタンポポ:舌状花が白い。単為生殖する。

総苞外片は直立し、総苞外片と総苞内片の先に角状の突起がある。(2011/4/12)


総苞内片が長い例。 (2011/4/7)


(2013/4/1)


総苞内片が中くらいの例。根元が赤みを帯びることが多い。(2012/4/21)


蕾の時も突起がある。 (2017/4/17)


葉は羽状に中裂する。(2017/4/2)


大株となる。(2011/4/12)


雌しべの花柱が伸び出してきた。(2011/4/10)


花柱の先は2裂する。 (2017/4/22)


花柱の裂片は反り返る。(2009/3/15)


総苞には総苞外片と総苞内片があり、総苞外片は直立する。(2011/4/12)


突起の形が少し違う。カントウタンポポとの雑種か。


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