シロバナタンポポ

白花蒲公英

双子葉、合弁花、 キク科、 タンポポ属、舌状花のみ。多年草。 用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:15〜30センチ
葉は束生し、羽状に深裂する。 葉は淡緑色で、脈が白い。
直立する太い花茎の頂きに、 白い舌状花のみからなる直径3.5〜4.5センチの頭花を1個つける。 花柱が黄色いので、花の中心部は黄味を帯びる。 舌状花の数は黄色いタンポポより少ない。 総苞は トウカイタンポポ と似ていて、総苞片の先に角状突起がある。
種子ができるが、単為生殖もする。
花茎は中空で柔らかく、葉をつけない。 茎や葉を傷つけると白い乳液が出る。
そう果は褐色の長楕円形で、白い冠毛がある。

識別点: カントウタンポポトウカイタンポポタンポポセイヨウタンポポシロバナタンポポ
カントウタンポポ:総苞外片は直立し、頭花は直径3.5〜4センチと大きい。
トウカイタンポポ:総苞外片は直立し、総苞外片と総苞内片に角状突起がある。
カンサイタンポポ:総苞外片は直立し、頭花は直径2〜3センチと小さい。
セイヨウタンポポ:総苞外片が反り返る。単為生殖する。
シロバナタンポポ:舌状花が白い。単為生殖する。

(2011/4/24)


花は白い舌状花のみで、筒状花はない。 (2011/4/24)


平開する葉もあるが、斜上する葉もある。


総苞は トウカイタンポポ と似ている。 (2016/4/15)


総苞外片と総苞内片の先に角状突起がある。(2017/4/2)


花柱が黄色いので、花の中央部が黄色っぽく見える。 (2016/4/15)


種子に白い冠毛が付く。 (2016/4/5)


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