シロヨメナ
白嫁菜
双子葉、合弁花、
キク科、
シオン属 筒状花と舌状花をもつ。多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 8月〜11月
高さ:0.3〜1メートル
茎は直立して上部で枝分かれするが、細くて倒れやすい。
短毛が密生する。
葉は長楕円状被針形で、光沢があり、先は鋭く尖り、
基部はくさび形で、ふちに大きい鋸歯があり、互生する。
枝先に散房状につく頭花は直径1.5〜2センチで、
舌状花は白くて10〜20枚あり、
筒状花は黄色いことが多いが白っぽいこともある。
筒状の集約雄しべから白い柱頭を持つ雌しべが出ると、
筒状花が黄色から白に変わると思われる。
(集約雄しべについては
ノハラアザミ
のページを参照されたい。)
総苞は筒形。
そう果には冠毛がある。
識別点 --
ノコンギク、
シロヨメナ、
イナカギク、
シラヤマギク
の区別:
ノコンギク:茎はよく枝分かれして短毛が密生し、葉は鋸歯のある長楕円形で3脈が目立ち、舌状花は淡青紫色で総苞は半球形で花柄が短く、冠毛がとても長い。。
シロヨメナ:茎は直立し、葉は鋸歯のある長楕円状被針形で先がとがって光沢があり、基部はくさび形で、舌状花は白く総苞は筒状。
イナカギク:葉は鋸歯のある長楕円状被針形で先がとがり、基部はやや茎をいだき、両面に白い短毛が密生し、舌状花は白く総苞は鐘形。
シラヤマギク:下葉は柄が長い心形、上葉は小さい被針形で、6〜8枚の白い舌状花が不等間隔に並び、筒状花は白っぽく、総苞片が3列に並ぶ。
舌状花は細長くて、広がり方は等間隔でない。(2022/10/20)
葉は長楕円状被針形で、先がとがり、鋸歯があって、互生する。
葉裏は、微毛があって、白緑色。
(2022/11/2)
舌状花は白く、筒状花は黄色いことが多い。
蕾は丸い。
(2018/10/2)
柱頭の白い雌しべが出ると、筒状花の色が変わり始めるようだ。
(2017/11/7)
黄色い雄しべが出ている雄性期は筒状花が黄色く、白い柱頭が出る雌性期は筒状花が白くなるようだ。
(2017/10/18)
雌性期の筒状花はみな白い。
(2017/11/9)
茎に短毛が密生する。
(2017/11/7)
総苞は筒形。(2017/11/9)
茎は細い。
(2017/11/7)
群生する。茎は弱々しい感じがする。
(2017/10/31)
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