オッタチカタバミ

おっ立ち傍食

双子葉、離弁花、 カタバミ科、 カタバミ属、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜7月
高さ:10〜30センチ
カタバミ とよく似ているが、茎が地面を這うのでなく、 立ち上がることと、花後に果柄が反り返ること、 葉柄や花柄が束生すること、 などが主な違いである。
地下茎は横にのび、 地上部の全体に白い微毛がある。
葉は3出複葉である。托葉ははっきりしない。
黄色い5弁花が咲く。
朔果は5稜があって細長い。
北アメリカ原産。1960年代に入ってきた。

識別点: カタバミオッタチカタバミムラサキカタバミイモカタバミオキザリス
 カタバミ    :花が黄色い、地を這って広がり、主として種で増え、果柄は斜上〜横向き。
 オッタチカタバミ:花が黄色い、茎は立上り、主として種で増え、果柄は下垂。
 ムラサキカタバミ:花が紅紫色で葯が白い、地中に多数の鱗茎を作って散らばらせる。
 イモカタバミ  :花が紅紫色で中心部は濃紅色、葯が黄色い、葉裏に褐色の点、地中の塊茎によって群落を作る。
 オキザリス   :花のきれいな園芸種で、多くの品種がある。

茎が立ち上がる。(2014/6/21)


茎は初めから這う気配がない。 (2014/6/21)


3出複葉が束生する。(2014/6/21)


3出複葉が輪生状に出るとも言える。(2016/8/6)


花は黄色くて5弁。(2016/4/16)


刮ハは槍穂状で、花後に果柄が反り返って下垂ぎみとなる。(2017/5/18)


(2016/8/6)


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