カタバミ
傍食
双子葉、離弁花、
カタバミ科、
カタバミ属、多年草。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜7月
高さ:10〜30センチ
太い主根があり、
茎は地を這って広がる。
互生する細長い柄の先にハート形の3小葉をつける。
小葉の幅は2センチあまりとなる。
葉柄の基部に小さい翼状の托葉がある。
葉腋から出る細長い花茎の先が数本に枝分かれし、
その先に黄色い直径約8ミリの漏斗形で先の5裂する花をつける。
朔果は5稜があって細長く、熟すと5裂して種子をはじき飛ばす。
葉も花も夕方に閉じる(就眠運動)。
葉が暗赤紫色のものをアカカタバミという。
カタバミ属のうち、花のきれいな園芸種をオキザリスといい、多くの品種がある。
識別点:
カタバミ、
オッタチカタバミ、
ムラサキカタバミ、
イモカタバミ、
オキザリス
カタバミ :花が黄色い、地を這って広がり、主として種で増え、果柄は斜上〜横向き。
オッタチカタバミ:花が黄色い、茎は立上り、主として種で増え、果柄は下垂。
ムラサキカタバミ:花が紅紫色で葯が白い、地中に多数の鱗茎を作って散らばらせる。
イモカタバミ :花が紅紫色で中心部は濃紅色、葯が黄色い、葉裏に褐色の点、地中の塊茎によって群落を作る。
オキザリス :花のきれいな園芸種で、多くの品種がある。
(2012/5/12)
茎に細毛があり、3出小葉が互生する。
よく見ると、葉や果実にも毛がある。
(2009/10/15)
朔果は細長い。(2009/5/23)
刮ハには5稜があり、先が尖る。(2009/6/23)
アカカタバミ。
花の白いカタバミ。
園芸種(オキザリス)
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