イモカタバミ
芋傍食
双子葉、離弁花、
カタバミ科、
カタバミ属、多年草。
用語説明
花期:春〜秋 4月〜9月
高さ:10〜30センチ
地中に茎が変形した塊茎を作り、それを隣接増殖させて群落を作る。
根から直接出た細長い柄の先にハート形の3小葉をつける。
葉裏の縁近くに褐色の点がある。
根から出た細長い花柄の先が数個に枝分かれし、
その先に濃い紅紫色の5弁花をつける。
花弁に濃紫色の筋があり、花の中心部の色が濃い。
花は日が照っていると咲き、夕方に閉じる。
結実しない。
識別点:
カタバミ、
オッタチカタバミ、
ムラサキカタバミ、
イモカタバミ、
オキザリス
カタバミ :花が黄色い、地を這って広がり、主として種で増え、果柄は斜上〜横向き。
オッタチカタバミ:花が黄色い、茎は立上り、主として種で増え、果柄は下垂。
ムラサキカタバミ:花が紅紫色で葯が白い、地中に多数の鱗茎を作って散らばらせる。
イモカタバミ :花が紅紫色で中心部は濃紅色、葯が黄色い、葉裏に褐色の点、地中の塊茎によって群落を作る。
オキザリス :花のきれいな園芸種で、多くの品種がある。
花の中心部分が濃紅紫色。3出複葉の小葉は切れ込みの深いハート形。
葯が黄色い。
(2016/7/12)
長い雄しべが5本あり、その外側に短い雄しべが5本ある。
1つの花径に花が十数個つく。春から秋まで次々と咲いてゆく。(2015/10/12)
蕾では花弁が巻かれており、開くときはそれがほどけてくる。
日が傾くと、花は閉じ始める。(2016/11/20)
萼はUカップ形で、5裂する。
(2016/7/12)
葉裏の縁に褐色の斑点が並ぶ。
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