ムラサキカタバミ
紫傍食
双子葉、離弁花、
カタバミ科、
カタバミ属、多年草。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜7月
高さ:5〜15センチ
根から直接出た細長い葉柄の先にハート形の3小葉をつける。
葉裏に
イモカタバミ
の場合のような斑点はない。
細長い花柄の先が数個に枝分かれし、
その先に紅紫色の花をつける。花冠は5裂する。
花は夕方に閉じる。
地中に多数の鱗茎を作って増殖する。根を掘り返すと鱗茎がちらばってさらにふえる。
結実はしない。
識別点:
カタバミ、
オッタチカタバミ、
ムラサキカタバミ、
イモカタバミ、
オキザリス
カタバミ :花が黄色い、地を這って広がり、主として種で増え、果柄は斜上〜横向き。
オッタチカタバミ:花が黄色い、茎は立上り、主として種で増え、果柄は下垂。
ムラサキカタバミ:花が紅紫色で葯が白い、地中に多数の鱗茎を作って散らばらせる。
イモカタバミ :花が紅紫色で中心部は濃紅色、葯が黄色い、葉裏に褐色の点、地中の塊茎によって群落を作る。
オキザリス :花のきれいな園芸種で、多くの品種がある。
花の中心部が淡緑色。(2016/6/4)
葉は3出複葉。(2016/5/13)
小葉の先に切れ目がある。(2017/5/31)
葉裏にイモカタバミのような斑点はない。(2017/5/31)
花弁に筋がある。(2010/6/19)
雄しべは10本あって葯が白いが、花粉を持たない。黄緑色のは花柱で5本ある。
(2016/5/13)
直立する花茎の先に花がいくつか咲く。(2015/12/5)
結実しない。楕円形のは実ではなくて蕾。(2015/12/5)
蕾が膨らんで巻かれた花冠がのびてきて、それがほどけて開花する。
(2016/5/13)
(2010/7/10)
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