オオケタデ
大毛蓼
双子葉、離弁花、
タデ科、
イヌタデ属、1年草。
用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:1〜2メートル
茎はよく分枝し、粗毛がある。
葉は互生し、長さ10〜20センチの卵形で先がとがり、
茎と同じく粗毛が密生し、葉柄が長い。
茎先で分枝し、枝先に長い花穂を出し、
白色の混じった薄紅色の5裂する萼を持つ米粒大の花を密集してつける。
丸くて扁平なそう果をつける。
熱帯アジア原産。
識別点:
イヌタデ、
ハナタデ、
オオイヌタデ、
オオベニタデ、
オオケタデ
イヌタデ :20〜50センチで、夏〜秋に咲き、花は紅色で密につき、穂は3〜5センチ、葉は広披針形でとがる。
ハナタデ :30〜60センチで、夏〜秋に咲き、花は淡紅色でやや疎につき、穂は3〜5センチ、葉は長卵形で長くとがる。
ハルタデ :30〜60センチで、春〜夏に咲き、花は白〜淡紅色、穂は3〜5センチ、葉は披針形で長くとがる。
オオイヌタデ:1〜2メートルと大きく、花は淡紅色、穂は3〜7センチで垂れ、葉は披針形でとがる。
オオベニタデ:1.5メートル位で、花は濃紅色、穂は5〜10センチで垂れ、葉は広卵形で先は少しとがる。
オオケタデ :1.5メートル位で毛が多く、花は紅色、穂は約10センチで垂れ、葉は広卵形で先は少しとがる。
高さ1〜2メートルの大きさとなる。
(2016/7/28)
横にも大きく広がり、葉も大きい。
(2002/9/21)
枝などが毛深い。(2015/9/29)
花は紅色であるが白も混じる。(2015/9/29)
花冠は5裂し、雄しべは花被片より長い。
雄しべは花被片沿いに5本、中央部に2本ある。(2016/7/28)
(2016/7/28)
葉は卵形。(2015/7/2)
葉柄の付け根に筒形の托葉鞘がある。(2015/7/2)
そう果は黒褐色。
(2016/7/28)
托葉鞘は秋には淡褐色となる。
(2015/9/29)
干からびた花被の中で果実が実りつつある。
(2022/10/20)
そう果は扁平で丸い。
(2022/10/20)
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