イヌタデ
犬蓼
双子葉、離弁花、
タデ科、
イヌタデ属、1年草。
用語説明
花期:夏〜秋 6月〜10月
高さ:20〜50センチ
別名:アカマンマ
茎は少し這ったのち立ち上がり、節が赤みを帯びる。
葉は互生し、長さ3〜8センチの広披針形で、全縁で先がとがる。
葉柄はごく短く、基部が茎を抱くように見える。
托葉鞘は半透明の筒形で、長い毛がある。
枝先から出る穂状花序に、紅色の小さい花を密につける。
花弁はなく、小さな萼が5裂する。
個々の花の咲く期間は短く、蕾も実も同じように見え、
実はすぐに落ちてまた新しい蕾が膨らむので、
穂に長期間花が並んでいるように見える。
そう果には3稜があり、黒くて光沢がある。
識別点:
イヌタデ、
ハナタデ、
オオイヌタデ、
オオベニタデ、
オオケタデ
イヌタデ :20〜50センチで、夏〜秋に咲き、花は紅色で密につき、穂は3〜5センチ、葉は広披針形でとがる。
ハナタデ :30〜60センチで、夏〜秋に咲き、花は淡紅色でやや疎につき、穂は3〜5センチ、葉は長卵形で長くとがる。
ハルタデ :30〜60センチで、春〜夏に咲き、花は白〜淡紅色、穂は3〜5センチ、葉は披針形で長くとがる。
オオイヌタデ:1〜2メートルと大きく、花は淡紅色、穂は3〜7センチで垂れ、葉は披針形でとがる。
オオベニタデ:1.5メートル位で、花は濃紅色、穂は5〜10センチで垂れ、葉は広卵形で先は少しとがる。
オオケタデ :1.5メートル位で毛が多く、花は紅色、穂は約10センチで垂れ、葉は広卵形で先は少しとがる。
小さい紅色の蕾が密につく。(2015/10/8)
赤い萼が割れて花が開こうとしている?
(2016/10/15)
黒褐色の果実が萼からのぞいている。
(2015/10/8)
(2015/10/8)
托葉鞘は半透明の筒形。(2016/10/8)
托葉鞘から茎に沿って毛がのびる。
(2012/10/4)
葉は全縁の広披針形。
葉は互生する。
(2014/9/22)
(2016/10/11)
群生する。(2015/10/8)
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