マルバハッカ

丸葉薄荷

双子葉、合弁花、 シソ科、 ハッカ属、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜7月
高さ:75センチ
別名:アップルミント
茎は四角で直立して分枝する。 茎も葉も軟毛で覆われている。
葉は長さ2〜5センチの卵形で低い鋸歯があり、 縮緬状のしわがあって、対生し、リンゴの香りがする。 葉脈が深くへこみ、裏面に白毛がある。葉は少し茎を抱く。
茎先と葉腋から出る穂状花序に、白くて小さい唇形花が多数咲く。
萼の中で4分果が実る。
料理などに使われる。
アップルミントの変種であるパイナップルミントは、 毛深くて、葉が白く隈取りされるものが多く、 パイナップルの香りがする。
ヨーロッパ原産。

識別点: ハッカマルバハッカハナハッカヤナギハッカヤマハッカセイヨウハッカセイヨウヤマハッカ
 ハッカ   :香気有、高さ20〜60cm、葉は長楕円形、花は団子状で淡紫色、萼片尖る、別名メグサ。
 ヒメハッカ :香気有、高さ20〜40cm、葉は長楕円形、花はまばら〜頭状、淡紅紫色、萼片鈍頭。
 ハナハッカ :香気有、高さ30〜60cm、葉は卵形、花は散形状で淡紅色、萼は濃い紅紫色、別名オレガノ。
 マルバハッカ:香気有、高さ30〜80cm、葉は広楕円形で葉脈へこむ、花は穂状で淡紅色、別名アップルミント。
 ミドリハッカ:香気有、高さ30〜60cm、葉は卵形、花は穂状で淡紫色、別名スペアミント。
 チリメンハッカ:ミドリハッカの変種で、葉が縮れる。
 ヤナギハッカ:香気有、高さ40〜60cm、葉は披針形、花はややまばらで淡青紫色、別名ヒソップ。
 ヤマハッカ :香気無、高さ40〜100cm、葉は広卵形、花まばらで青紫色、下唇船形。
 セイヨウハッカ  :香気有、高さ60〜90cm、葉は卵状披針形、花は穂状で淡紫色、別名ペパーミント。
 セイヨウヤマハッカ:香気有、葉は卵形で葉脈へこむ、花はまばらで白〜黄色、別名レモンバーム。

(2010/8/7)


白い唇形花が穂状に多数咲く。(2015/7/2)


(2016/7/28)


枝は左右対称に出る。(2016/9/17)


葉は卵形で、縮緬状のしわがある。茎は四角い。(2015/9/29)


茎も葉も軟毛で覆われている。(2016/5/5)




パイナップルミントは毛深くて、葉が隈取りされるものが多い。(2017/4/22)


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