チダケサシ
乳茸刺
双子葉、離弁花、
ユキノシタ科、
チダケサシ属、多年草。
用語説明
花期:夏 6月〜8月
高さ:30〜80センチ
湿ったところを好み、地下に太い根茎がある。
茎は細く、あまり分枝しないで上にのび、細毛がある。
根生葉は2〜4回羽状複葉で、小葉は卵形で重鋸歯がある。
茎葉は互生するが、ほとんどない。
側小葉の先はとがるが、頂小葉はあまりとがらない。
茎先は円錐花序となり、互生状に出る側枝は斜上する。
側枝は分枝しないので、花序はまばらな円錐状となる。
花は白〜淡紅色で密生し、直径は約5ミリと小さく、
花弁は細いへら状で5枚あり、雄しべの基部は合着している。
小さい刮ハがつき、2裂する。
識別点:
アカショウマ、
トリアシショウマ、
アワモリショウマ、
アケボノショウマ、
チダケサシ
アカショウマ :花序粗円錐、3回3出複葉、小葉長楕円、花白。
トリアシショウマ:花序密円錐、3回3出複葉、小葉卵形、花白。
アワモリショウマ:花序粗円錐、2〜3回3出複葉、小葉長楕円、花白。
アケボノショウマ:花序密円錐、2〜4回奇数羽状複葉、小葉卵形、花淡紅色。
チダケサシ :花序粗円錐、2〜4回羽状複葉、小葉卵形、花白〜淡紅色。
側枝は互生状に出る。
花は密生する。
赤い花もある。(2017/6/29)
(2017/6/29)
花弁は細いへら形で6枚ある。
(2018/6/24)
葉は2〜3回羽状複葉。
小葉は卵形で重鋸歯がある。先はとがらない。
(2018/6/24)
茎は高くのび、細毛がある。(2015/6/15)
小さい刮ハがつく。
刮ハは小さな楕円形で、突起がある。
(2018/9/24)
熟した果実は赤褐色となる。
(2009/9/19)
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