アカショウマ

赤升麻

双子葉、離弁花、 ユキノシタ科、 チダケサシ属、多年草。 用語説明
花期:夏 6月〜7月
高さ:40〜80センチ
太い根茎から茎を分枝させ、株を作る。
葉は3回3出複葉で互生し、葉柄の基部や節に褐色の毛がある。 小葉は先の鋭くとがった長さ4〜10センチの長卵形で、 重鋸歯がある。葉裏は緑白色である。
夏に茎先に円錐花序を出し、その下部に多くの側枝がついて幅広となり、 白い小さい花を多数つける。 側枝は分枝しないので、花序はまばらな円錐状となる。 花弁はへら形で5枚あり、クリーム色の葯を 持つ雄しべが長い。 花茎の基部は赤みを帯びる。
小さい徳利形の刮ハがつく。
識別点:
アカショウマトリアシショウマアワモリショウマアケボノショウマチダケサシ
 アカショウマ  :花序粗円錐、3回3出複葉、小葉長楕円、花白。
 トリアシショウマ:花序密円錐、3回3出複葉、小葉卵形、花白。
 アワモリショウマ:花序粗円錐、2〜3回3出複葉、小葉長楕円、花白。
 アケボノショウマ:花序密円錐、2〜4回奇数羽状複葉、小葉卵形、花淡紅色。
 チダケサシ   :花序粗円錐、2〜4回羽状複葉、小葉卵形、花白〜淡紅色。


(2009/4/23)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る