アワモリショウマ

泡盛升麻

双子葉、離弁花、 ユキノシタ科、 チダケサシ(乳茸刺)属、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜7月
高さ:50センチぐらい
茎は直立し、かたい。
葉は2〜3回3出複葉で互生し、小葉は先のとがった長楕円形で鋸歯があり、 かたくて光沢がある。
枝先から円錐花序を出し、小さい白い5弁花を多数つける。 萼片は5枚、雄しべは5本、雌しべは2本ある。 花序の側枝はあまり分枝しないので、花序はまばらな円錐状となる。 花序には腺毛が密生する。
刮ハは徳利形。
日本固有種。

識別点:
アカショウマトリアシショウマアワモリショウマアケボノショウマチダケサシ
 アカショウマ  :花序粗円錐、3回3出複葉、小葉長楕円、花白。
 トリアシショウマ:花序密円錐、3回3出複葉、小葉卵形、花白。
 アワモリショウマ:花序粗円錐、2〜3回3出複葉、小葉長楕円、花白。
 アケボノショウマ:花序密円錐、2〜4回奇数羽状複葉、小葉卵形、花淡紅色。
 チダケサシ   :花序粗円錐、2〜4回羽状複葉、小葉卵形、花白〜淡紅色。

(2017/5/19)


白い小さな花が円錐状に咲く。(2017/5/19)


(2018/5/24)


さじ形の花弁が5枚あり、雄しべも5本ある。 (2018/5/24)


(2017/6/6)


蕾。


花序の枝はあまり分枝しない。 (2017/5/2)


葉は3出複葉で、小葉は細長い楕円形で、先が尾状にとがり、基部はくさび形。 (2009/4/23)


葉には鋸歯があり、光沢がある。(2016/4/29)


円錐花序に刮ハがつく。(2015/9/29)


熟すにつれて褐色となる。(2016/10/2)


刮ハは徳利形。 (2016/10/2)


(2015/10/28)


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