ニシキウツギ
二色空木
双子葉、合弁花、
スイカズラ科、
タニウツギ属、落葉、小高木。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:約5メートル
幹は下部からよく分枝して、密に繁る。
樹皮は灰褐色で縦の裂け目があり、若枝は茶褐色。
枝先が垂れる。
葉は長さ5〜12センチの楕円形で、先が尾状にとがり、
細かい鋸歯があり、対生する。
裏面脈沿いに白毛が密生する。
枝先や葉腋に散房花序を出し、
長さ2.5〜3.5センチの漏斗状の花をつける。
花冠の先は5裂する。
花ははじめ白いが次第に紅色に変わる。
萼に毛があることが多い。
子房は長さ1〜1.4センチの円筒形で、
花柱が花筒から少し突き出る。
長さ2〜3センチの円筒形のかたい刮ハがつき、
11月頃熟して裂開し、楕円形で翼のある種子が出る。
ベニバナニシキウツギは、
はじめから濃紅色の花を咲かせるものを表す。
識別点:
タニウツギ、
ニシキウツギ、
ハコネウツギ、
ベニウツギ、
ヤブウツギ
タニウツギ :花は紅色で内側は淡紅色、萼有毛、葉裏に白毛密生。
ニシキウツギ :花が白→紅色に変化、萼有毛、葉裏脈上に毛。
ハコネウツギ :花が白→紅紫色に変化、葉裏は無毛に近い。
ベニウツギ :花は濃紅色で内側も紅色、萼有毛、葉裏に白毛密生。
ヤブウツギ :花は濃い紅色、萼と若枝に開出毛密生、葉裏にも開出毛。
枝先や葉腋に数個ずつ花をつける。
花の色が白→紅色と変わる。(2016/4/29)
花の基部は細いが途中で鐘形に広がり、花冠は5裂する。(2016/4/29)
葉は楕円形で鋸歯があり、対生する。
円筒形の刮ハが束になってつく。(2010/7/10)
樹皮は灰褐色で縦の裂け目がある。(2016/4/29)
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