レンプクソウ科


双子葉、合弁花。 用語説明

レンプクソウ属、ニワトコ属、ガマズミ属などを含み、 低木が多いが、草本もある。 花冠は5裂するものが多い。

レンプクソウ属

ガマズミ属

ガマズミ 葉は倒卵形で低い鋸歯があり、有毛で、 初夏に枝先の散房状花序に白い小花を多数つけ、 秋に赤い液果を散房状につける

コバノガマズミ 葉は卵形で低い鋸歯があり、有毛で、 初夏に枝先に白い小花を多数散房状花序につけ、 秋に赤い核果をつける

ミヤマガマズミ 若枝は紫褐色で、葉は倒卵形で三角鋸歯があり、 枝先に白い小花を多数散房状につけ、 秋に赤い液果をつける

チョウジガマズミ 葉は先のとがった広卵形で裏面に星状毛があり、 春に集散花序に淡紅色を帯びた白色で高坏形の香りのよい花を多数つけ、 長楕円形の核果が黒く実る

ハクサンボク

ヤブデマリ 葉脈が均一で明瞭であり、 初夏に小さい両性花のまわりに白い装飾花をつけた花を咲かせ、 秋に果実が黒く熟す

オオデマリ ヤブデマリの園芸種で、花がすべて装飾花となり、球形に集まった形をとり、 ヤブデマリにくらべ、葉が丸みを帯びており、無毛にちかい

サンゴジュ 葉は革質で滑らかで光沢があり、赤い果実を総状にたくさんつける

ゴマギ 葉は倒卵状長楕円形でごわごわしており、表面は暗緑色、裏面は淡緑色で、 枝先の円錐花序に高坏状の白い花を多数つけ、 楕円形の核果が赤くみのり、完熟すると黒くなる

ニワトコ属

ニワトコ 枝は株から放物線状にのび、樹皮にコルク層があり、 葉は奇数羽状複葉で、春に円錐花序に黄白色または淡紫色の花を多数つけ、 赤い球形の核果をつける

セッコツボク: ニワトコ の別名

セイヨウニワトコ

ソクズ 奇数羽状複葉の小葉は広披針形で、 円錐花序に白い花をつけ、 丸い核果が赤く熟す。

クサニワトコ: ソクズ の別名

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