ツルマメ

蔓豆

双子葉、離弁花、 マメ科、 ダイズ属、つる性、1年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜9月
別名:ノマメ
茎は細くて1〜4メートルの長さにのび、 褐色の下向きの毛(逆毛)があって、他物に巻き付く。
葉は葉柄の長い3出複葉で互生し、 小葉は長さ3〜6センチの狭卵形で、両面に毛がある。
葉腋に淡紅紫の蝶形花が数個束生する。
豆果は長さ2〜3センチで、淡褐色の毛があり、 長さ約4ミリの種子を2〜3個もつ。
ダイズと交雑可能であり、ダイズの原種と言われる。

識別点: ヤブマメトキリマメノササゲツルマメ
  ヤブマメ  :葉は広卵形で先尖らず、種子3〜5個、花は束生し紫色、鞘褐熟し縫合部に毛、地下茎にも豆果。
  トキリマメ :葉は倒卵形で先尖り後半部が広い、花は総状で黄色、種子2個、鞘赤熟。
  タンキリマメ:葉は倒卵形で先尖らず前半部が広い、花は総状で黄色、種子2個、鞘赤熟。
  ノササゲ  :葉は長卵形で先尖らず前半部が広い、花は総状で黄色、種子3〜5個、鞘紫色。
  ツルマメ  :葉は披針形、花は数個つき紫色、種子2〜3個、鞘褐熟し毛密生。

(2018/10/2)


3出複葉の小葉は狭卵形。 (2018/10/2)


小葉の表裏には毛がある。 (2018/10/2)


茎がつるとなって巻き付く。 (2018/10/2)


豆果の鞘には毛がある。 (2010/12/4)


豆果が熟すと鞘が褐色になる。 (2017/11/9)


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