トキリマメ
双子葉、離弁花、
マメ科、
タンキリマメ属、つる性、多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 7月〜9月
別名:オオバタンキリマメ
茎は細長くのびてからみ、黄褐色の毛がある。
葉は長い柄をもつ3出複葉で互生し、小葉は長さ3〜5センチ、
幅2.5〜4センチの倒卵形で先がとがり、裏面に褐色の腺点と毛がある。
葉腋から出る短い総状花序に、黄色い蝶形花をつける。
萼に黄褐色の腺点がある。
豆果は長さ1.5センチ、幅1センチぐらいで、熟すと赤くなって
裂開し、2つの黒い種子を見せる。
識別点:
ヤブマメ、
トキリマメ、
ノササゲ、
ツルマメ
ヤブマメ :葉は広卵形で先尖らず、種子3〜5個、花は束生し紫色、鞘褐熟し縫合部に毛、地下茎にも豆果。
トキリマメ :葉は倒卵形で先尖り後半部が広い、花は総状で黄色、種子2個、鞘赤熟。
タンキリマメ:葉は倒卵形で先尖らず前半部が広い、花は総状で黄色、種子2個、鞘赤熟。
ノササゲ :葉は長卵形で先尖らず前半部が広い、花は総状で黄色、種子3〜5個、鞘紫色。
ツルマメ :葉は披針形、花は数個つき紫色、種子2〜3個、鞘褐熟し毛密生。
熟した豆の鞘は赤くなる。
豆は丸くて黒く、光沢がある。
未熟なマメの鞘は黄緑色。葉に毛があるがあまり多くない。
(2012/10/4)
黄色い蝶形花が総状に咲く。(2016/9/28)
葉の先が急に細くなってとがる。
葉は後半部が最も幅広である。
(2012/9/16)
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