ノササゲ
双子葉、離弁花、
マメ科、
ノササゲ属、つる性、多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 8月〜9月
別名:キツネササゲ
茎は細くて他物にからみついて長くのび、淡い黒紫色を帯びることが多い。
葉は3出複葉で互生し、小葉は長さ3〜15センチ、幅2〜6センチの長卵形で
薄く、裏面は白みがかかり、毛がまばらに生える。
葉腋から出る短い総状花序に、筒状の萼をもつ淡黄色の蝶形花がつく。
豆果は長さ2〜5センチの倒被針形で、種子のあるところがふくらむ。
熟すと紫色になり、2裂すると3〜5個の黒紫色の丸い種子が現れ、
しばらく鞘にくっついている。
識別点:
ヤブマメ、
トキリマメ、
ノササゲ、
ツルマメ
ヤブマメ :葉は広卵形で先尖らず、種子3〜5個、花は束生し紫色、鞘褐熟し縫合部に毛、地下茎にも豆果。
トキリマメ :葉は倒卵形で先尖り後半部が広い、花は総状で黄色、種子2個、鞘赤熟。
タンキリマメ:葉は倒卵形で先尖らず前半部が広い、花は総状で黄色、種子2個、鞘赤熟。
ノササゲ :葉は長卵形で先尖らず前半部が広い、花は総状で黄色、種子3〜5個、鞘紫色。
ツルマメ :葉は披針形、花は数個つき紫色、種子2〜3個、鞘褐熟し毛密生。
(2016/9/17)
細長く黄色い蝶形花が咲く。
(2016/9/17)
(2015/7/11)
花総は短くて、小花の蕾は10個ぐらい。
(2016/7/10)
萼は筒形。茎は黒紫色を帯びることがある。(2015/7/11)
葉は3出複葉で、小葉は長卵形。(2014/9/23)
葉裏は緑白色。(2015/8/8)
豆果は紫色に熟す。(2014/10/4)
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