トキワハゼ
常盤爆
双子葉、合弁花、
ハエドクソウ科
(以前は
ゴマノハグサ科)、
サギゴケ属、1年草。
用語説明
花期:春〜秋 4月〜11月
高さ:5〜20センチ
茎は株立ちして斜上し、毛がある。
葉はさじ形で鈍い鋸歯があり、
根元のものは長さ2〜5センチと大きくて対生し、
上のは小さくて互生する。
茎先に唇形の花が数個つき、2裂する上唇は紫色、
3裂する下唇は紫かかった白色で、斑紋がある。
春から秋まで咲く。
果実は直径4ミリぐらいの刮ハで、偏球形であり、
先の5裂した萼に載っていて、熟すと2裂する。
識別点:
トキワハゼ、
ムラサキサギゴケ、
ウリクサ、
トキワハゼ:葉はさじ形、花に黄色と赤褐色の斑紋、新分類ではハエドクソウ科。
ムラサキサギゴケ:葉は倒卵形、花に黄褐色の斑紋、匐枝を出す、新分類ではハエドクソウ科。
ウリクサ :葉は広卵形、花に黄色い斑紋、新分類ではアゼトウガラシ科。
アゼナ :葉は先のとがった楕円形、茎立ち上がり、花に淡黄色の斑紋、新分類ではアゼトウガラシ科。
葉はさじ形でにぶい鋸歯がある。
唇形の花が咲き、2裂する上唇は紫色、 3裂する下唇は紫かかった白色で、斑紋がある。
草丈は低く、下部の葉は対生し、上部の葉は互生する。
果実ができはじめている。
(2014/6/21)
先が5裂した萼の中に偏球形の刮ハができる。
(2018/9/30)
刮ハが2裂すると、楕円形の種子が現れる。
(2018/9/30)
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