サワヒヨドリ

沢鵯

双子葉、合弁花、 キク科、 ヒヨドリバナ属 花は筒状花のみ、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:40〜80センチ。
湿地を好む。
茎は細くて高くのび、上方で分枝する。 茎の上部には縮れ毛がある。
葉は長さ6〜12センチの披針形で、 葉柄がなくて対生するが、 葉の基部まで3深裂して輪生状になることもある。 鋸歯があり、葉の両面に縮れ毛があり、葉裏には腺点がある。
枝先に淡紫色の頭花を散房状に密につける。 花柱が分枝して白く長くのびる。
そう果には白〜淡褐色の冠毛がある。
フジバカマ にくらべ、丈が低い、葉柄がない、 葉があまり3深裂しない、葉に香りがない、などの違いがある。 ヒヨドリバナ にくらべると、葉柄がない、葉がやや厚い、などの違いがある。

識別点: ヒヨドリバナサワヒヨドリフジバカマサワフジバカマ
 ヒヨドリバナ :単葉で裂けず、柄があり、対生する。
 ヨツバヒヨドリ:単葉または3裂し、柄がなく、輪生する。
 サワヒヨドリ :単葉または3裂し、柄がなく、対生する。
 フジバカマ  :下部の葉は3深裂し、柄があり、対生する。
 サワフジバカマ:葉は3深裂し、柄があり、対生する。

淡紫色の筒状花が散房状につく。(2016/11/20)


葉は披針形で鋸歯があり、多くは対生する。(2016/11/21)


3深裂する葉もある。(2016/11/21)


上部の葉は細長いこともある。(2016/11/21)


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