ヒヨドリバナ
鵯花
双子葉、合弁花、
キク科、
ヒヨドリバナ属 花は筒状花のみ、多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 8月〜11月
高さ:0.4〜1.2メートル。
地下に根茎があって叢生する。
茎は細長く、短毛があってざらつき、上部で分枝する。
葉は長さ10〜18センチの広被針形で対生し、短い葉柄があり、
あらい鋸歯がある。
枝先に多数の白い筒状花を散房状につける。
花冠の先が5裂し、花柱の先が2つに分かれて長くのびる。
そう果はナイフのように細長くて、稜があり、白〜淡褐色の冠毛がある。
識別点:
ヒヨドリバナ、
サワヒヨドリ、
フジバカマ、
サワフジバカマ
ヒヨドリバナ :単葉で裂けず、柄があり、対生する。
ヨツバヒヨドリ:単葉または3裂し、柄がなく、輪生する。
サワヒヨドリ :単葉または3裂し、柄がなく、対生する。
フジバカマ :下部の葉は3深裂し、柄があり、対生する。
サワフジバカマ:葉は3深裂し、柄があり、対生する。
(2014/10/3)
花は上部の枝先に散房状に咲く。
(2018/5/24)
茎は細くて直立する。下部の葉は幅が広い。(2015/5/1)
茎は上方で分枝する。
蕾は白い楕円形。(2010/9/20)
茎に短毛が密生している。
葉は広被針形で対生し、葉柄が短い。(2016/8/6)
葉にはあらい鋸歯がある。
(2018/5/24)
茎は細長くのび、上部の葉は細長い。(2015/10/3)
花は白いことが多く、花柱の先が毛のように長くのびる。
1つの頭花には筒状花が5つぐらい入っている。(2016/7/27)
紫色を帯びた花もある。数個の各花柱の先は2裂して長くのびる。(2016/11/21)
熟した果実。頭花を包んでいた膜が5裂し、各そう果には放射状に伸びた冠毛がある。(2008/11/22)
そう果は灰褐色で細長く、稜がある。
(2014/12/10)
(2008/11/22)
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