ケイトウ
鶏頭
双子葉、離弁花、
ヒユ科、
ケイトウ属、1年草。
用語説明
花期:夏〜秋 7月〜10月
高さ:0.8〜1メートル
茎は直立し、太くて固く、無毛で、紅色のこともある。
上部で枝分かれする。
葉は先のとがった長さ5〜10センチの長楕円形で、
互生し、柄が長い。
茎先や枝先に花穂を出す。
花軸が退化し上部の縁が著しく広がり、小花が密生して、
鶏冠のように見え、鱗片が多数ある。
花穂の形は、他にも槍形や羽毛形など、いろいろある。
色は赤が多いが黄色などもある。
花被片は5枚あるが、小さくてわかりにくい。
開花時期が長い。
花後の花穂に多数の胞果がつく。胞果は5裂するコップ状の萼の中に入っており、
熟すと蓋がとれるように上面が横に割れて、黒くて丸い種子が数個ずつ出る。
ノゲイトウ、
ハゲイトウ、
ヒモゲイトウ、
スギモリケイトウ
など、いろいろの種類がある。
(2016/10/20)
花穂は上部が広がって襞のできることも多い。
(2001/9/22)
果実は5裂する萼の中にある胞果。(2016/10/20)
受粉して果実ができつつある。
(2018/9/28)
黒光りする種子が見えている。
(2014/11/16)
種子は黒褐色で光沢があり、丸くて扁平。
葉の広い品種。(2015/11/20)
葉の狭い品種。(2016/10/11)
毛足の長い生地のような感触のある花穂をつける品種。(2021/10/8)
花の色は赤、黄色と、その中間色が多い。(2017/10/10)
ノゲイトウは葉が披針形。
(2015/7/2)
ヒモゲイトウ。花穂が紐状となる。(2016/7/28)
スギモリケイトウ。花序枝が横向きに張り出す。(2016/7/27)
スギモリケイトウ。葯は淡黄色。花被片は5枚あるがわかりにくい。(2022/10/20)
ウモウゲイトウ。花穂が太い筆のような形をしている。(2022/10/19)
ウモウゲイトウ。花の色としては赤や黄色がある。(2022/10/19)
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