カラシナ
芥子菜
双子葉、離弁花、
アブラナ科、
アブラナ属、越年草。
用語説明
花期:春 3月〜4月
高さ:約40センチ(とうだちした時は約1.5メートル)
別名:セイヨウカラシナ
根は直根とそこから出るひげ根で構成される。
根生葉は羽状に裂け、毛があり鋸歯があるが、
頂裂片がうんと大きくて側裂片は小さいので、
全体がへら形のように見える。
茎葉は葉柄があって茎を抱かず、互生する。
下部の茎葉は羽状に裂け、長さ30センチ近くなる。
上部の茎葉は短くて全縁となる。
葉は少し辛いが漬け物などに適する。
茎が高くのびる(とうがたつ)と、枝先の総状花序に、
黄色い4弁花が咲く。
果実は長角果で、直径約1ミリの楕円形の種子は
黄褐色で、辛みがあって、すりつぶすと和芥子
ができる。
西アジア原産。
識別点:
セイヨウアブラナ、
カラシナ、
クロガラシ、
ハナナ
セイヨウアブラナ:葉は厚くて茎を深く抱き、茎が粉白色を帯び、萼片が開かない。種子は黒く、染色体が19対。
アブラナ :葉は薄くて茎を抱き、萼片が開く。種子は赤く、染色体が10対。
カラシナ :葉は茎を抱かず、鋸歯があり、花は小さく、種子は黄褐色。
クロガラシ :2メートル以上にのび、葉は茎を抱かず、鋸歯があり、花は小さく、種子は赤褐色。
ハナナ :葉は強く縮んで波状の切れ込みがあり、茎を浅く抱き、花序が大きい。
直根があり、茎は直立する。
(2009/4/8)
花期には1.5メートルぐらいにのびる。
4弁で黄色い花が総状に咲く。(2015/4/14)
雄しべは4本。
(2015/4/15)
茎の上部の葉は全縁の披針形となる。
根生葉は羽状に裂けて鋸歯がある。
頂裂片が大きい。
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