アメリカチョウセンアサガオ
アメリカ朝鮮朝顔
双子葉、合弁花、
ナス科、
チョウセンアサガオ属、1年草(原産地では多年草)、
用語説明
花期:夏〜秋 8月〜9月
高さ:約1メートル
別名:ケチョウセンアサガオ(毛朝鮮朝顔)
チョウセンアサガオと似ているが、茎や葉に毛があり、
果実の棘が長い、などの違いがある。
詳しくは
チョウセンアサガオ
を参照されたい。
茎や葉は軟毛で覆われる。葉裏はとくに毛深い。
太い茎が直立して分枝する。
葉は長さ8〜18センチの広卵形で互生する。
花は長さ10〜15センチの細長い漏斗状で、先端が5裂し、
色は白く、雄しべは5本ある。
萼は長さ4〜5センチの細長い筒状で、先が5裂する。
刮ハは直径約5センチの球形で、長い棘が多数ある。
種子は褐色で扁平である。
全草が強い毒を持つ有毒植物で、決して口に入れてはいけない。
北米南部原産。
識別点:
チョウセンアサガオ 、
ヤエチョウセンアサガオ 、
ヨウシュチョウセンアサガオ 、
トゲナシヨウシュチョウセンアサガオ 、
アメリカチョウセンアサガオ
チョウセンアサガオ :果実球形棘短い、種子褐色、花10〜15センチ。
ヤエチョウセンアサガオ :果実偏球形や重合形で棘短い、種子淡褐色、花八重10〜15センチ。
ヨウシュチョウセンアサガオ:果実卵形棘長い、種子黒、花約10センチ。
トゲナシチョウセンアサガオ:果実卵形棘なし、種子黒、花約10センチ。
アメリカチョウセンアサガオ:果実球形棘長い、種子褐色、花10〜15センチ、茎や葉に微毛。
微毛に覆われて、緑白色に見える。
葉は大きな広卵形で、互生する。(2017/6/24)
蕾が葉腋につく。
(2017/6/24)
花は漏斗状で、白いのが多い。
(2016/10/20)
花冠の開口部は8角形。
(2016/10/20)
花期の萼は細長くて先が裂けている。(2015/7/2)
花筒が膨らみ始めている。
(2017/7/29)
茎や葉に微毛が密生する。(2016/10/15)
(2016/10/15)
枝は葉に対生する位置からのびる。果期には萼は短くなり、裂けめも目立たなくなる。
(2017/7/29)
刮ハは丸くて、長い棘に覆われる。葉裏にも微毛があり、白緑色。(2016/7/28)
果期の萼は浅い杯のように反り返る。
(2022/11/12)
刮ハは熟すと不規則に裂開して、褐色で扁平な種子が現れる。(2017/10/18)
(2017/10/18)
種子は扁平な腎形で淡褐色。(2017/10/18)
太い茎が直立後に分岐し、高さも幅も1メートルぐらいに大きくなる。
(2017/7/29)
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