マリカ
双子葉、合弁花、
モクセイ科、
ソケイ(ジャスミン)属、常緑、広葉樹、半つる性、低木。
用語説明
花期:夏〜秋 7月〜9月
高さ:2メートル
別名:マツリカ、アラビアジャスミン
幹は灰褐色で縦筋があり、はじめは直立しているが、
大きくなるとつる状にのびるようになる。
葉は全縁の広卵形で鈍頭であり、
対生する(3輪生する品種もある)。
枝先から出た花径が散房状に枝分かれし、萼筒が長く、
花冠が8〜10個ぐらいに裂けた高坏形の花が咲く。
花は夕方に開花して早朝まで咲き、
はじめは純白であるが、淡紅紫色に変色する。
クチナシに似た香りがある。
楕円形の液果ができる。
花(蕾)はジャスミン茶を作るのに使われる。
寒さに弱い。
インド、東南アジア原産。
識別点:
ソケイ、
キソケイ、
ハゴロモジャスミン、
マリカ
ソケイ :半つる性低木、羽状複葉、花5裂、白、芳香強。
キソケイ:低木、羽状複葉、花5裂、黄、香微。
ハゴロモジャスミン:つる性、羽状複葉、花5裂、白、芳香強。
マリカ :半つる性、葉広卵形、花8裂、白〜淡紫色、芳香。
(2017/3/30)
葉は全縁の広卵形で対生する。(2017/3/30)
(2017/3/30)
枝はのびるとつる状となる。
(2018/10/16)
蕾が枝先に散房状につく。
(2018/10/16)
白い高坏状の花が咲く。花冠は8〜10個に裂ける。
(2018/10/16)
開花直前の白い蕾も見える。
(2018/10/16)
花後に萼が残る。
(2018/10/16)
(2018/10/16)
樹皮は灰褐色で縦筋がある。
(2019/11/29)
つるはあまり太くはならない。(2021/10/3)
双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る