マンサク
満作
双子葉、離弁花、
マンサク科、
マンサク属、落葉、小高木。
用語説明
花期:冬〜春 2月〜3月
高さ:2〜5メートル
樹皮は灰褐色で、楕円形の皮目がある。
葉は長さ7〜12センチの菱形状円形で、波状のあらい鋸歯があり、
裏面は脈が隆起し、毛があり、互生する。
開花は葉の展開より早く、
まだ寒いうちに葉腋に1〜数個かたまって咲く。
萼片は紫色で4枚ある。花弁は黄色で4枚あり、細長くて反り返る。
蕾の中では花弁は巻いたリボンのようになっていて、
開花によってそれがほどけてゆく。
直径約1センチの卵球形の朔果がつき、熟すと2裂して、
長楕円形で黒く光沢のある種子が出る。
岡山県阿哲郡で発見され、中国、四国、九州に分布する
アテツマンサク は、
萼片が赤紫でなく黄色い点や、
花に芳香がある点などが通常のマンサクと異なる。
北米原産のアメリカマンサクは、秋の木々が紅葉する頃、黄色い花を咲かせる。
識別点:
マンサク、
マルバマンサク、
シナマンサク
マンサク :葉は菱状円形で、葉裏に星状毛が散生、2月から咲く。
マルバマンサク:葉は卵形〜扇形で、葉裏は葉脈基部以外は無毛、2月から咲く。
シナマンサク :葉は倒卵形で、葉裏に綿毛が密生、1月から咲く。
花
赤紫色の萼の間から黄色い花弁が出る。
花弁は黄色いリボンのようである。
(2017/3/10)
冬枯れの寒い時期に暖色の花を咲かせる。(2018/2/17)
若葉
葉は菱形状円形で、波状のあらい鋸歯がある。
秋
黄葉する。(2022/11/12)
刮ハは褐色の短毛が密生し、熟すと2裂して黒褐色の種子が出る。(2015/10/8)
(2016/10/27)
樹皮は灰褐色
樹皮はほぼ平滑。(2022/11/12)
ニシキマンサク
ニシキマンサク
ハヤザキマンサク
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