アキグミ
秋茱萸
双子葉、離弁花、
グミ科、
グミ属、落葉、低木。
用語説明
花期:春〜夏 4月〜6月
高さ:2〜3メートル
幹は灰褐色で、本年枝には銀色の鱗状毛が密生する。
葉は長さ4〜8センチの長楕円形で互生し、
表面には銀色の鱗状毛があり、
裏面には銀色の鱗状毛の他に淡褐色の鱗状毛がある。
葉腋に鱗状毛のついた萼筒をもつ筒形の花が1〜6個ぶらさがる。
萼先は4裂し、裂片は3角形で先がとがる。
花は、初めは白いが、次第に黄色へと色変わりする。
果実は長さ6〜8ミリの球形の偽果で、淡褐色の鱗状毛があり、
秋に赤く熟す。
果柄は短い。
種子は楕円形で縦溝が8本ある。
識別点:
ナワシログミ、
ナツグミ、
アキグミ、
トウグミ、
ダイオウグミ、
ツルグミ
ナワシログミ:秋に咲き、長楕円形の果実が翌年の初夏に実る。葉の縁が波状。枝に棘。
ナツグミ :春に咲き、楕円形の果実が初夏に実る。葉裏に銀白色と褐色の鱗片が混生する。
アキグミ :花は初夏に咲き、色が白から黄色に変わり、球形の果実が秋に熟す。
トウグミ :春に咲き初夏に実り、枝に棘がなく、果実はナツグミより大きい楕円形。
ダイオウグミ:トウグミの園芸種で、実が1.5〜2センチと大きい楕円形。
マルバグミ :葉は5〜10センチと大きく、革質で光沢があり、秋に咲き、長楕円形で白っぽい果実が翌春に熟す。
ツルグミ :春に咲き、長楕円形の果実が初夏に実り、枝が蔓状にのび棘がない。
(2010/4/24)
葉裏や若芽に淡褐色の鱗状毛がある。
(2010/4/24)
長楕円形の葉が互生し、葉表に鱗状毛がある。
(2016/10/29)
果実は球形で淡褐色の鱗状毛がある。葉裏にも鱗状毛がある。(2016/10/29)
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