アカバナマンサク
赤花満作
双子葉、離弁花、
マンサク科、
マンサク属、落葉、小高木。
用語説明
花期:冬〜春 1月〜3月
高さ:3〜8メートル
別名:ベニバナマンサク
マルバマンサク
と似ているが、萼だけでなく花弁まで赤いこと、
1月から咲き始めることなどが異なる。
日本海側の山中に生えることが多い。
幹は束生することが多く、樹皮は灰褐色である。
葉は長さ5〜10センチの菱状円形ないし広卵形で、
葉の上半分に鋸歯があり、互生する。
葉の展開前に、葉腋に萼片4枚、花弁4枚の赤い花をつけ、
花弁は細い帯状で捩れている。
あまり良い香りはしない。
直径約1センチで小さな山谷のある刮ハができ、
熟すと2裂して、光沢のある黒い種子が飛び出す。
識別点:
マンサク、
マルバマンサク、
シナマンサク、
アカバナマンサク
マンサク :葉は菱状円形で、葉裏に星状毛が散生、2月から咲く。
マルバマンサク:葉は卵形〜扇形で、葉裏は葉脈基部以外は無毛、2月から咲く。
シナマンサク :葉は倒卵形で、葉裏に綿毛が密生、1月から咲く。
アカバナマンサク:葉は広卵形で、萼も花弁も赤く、1月から咲く。
(2018/5/19)
刮ハは楕円形で、淡褐色の微毛がある。赤い花弁の基部が残っている。
(2018/5/19)
花や果実は葉腋に数個つく。
(2018/5/19)
幹は株立ちすることが多い。
(2018/5/19)
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