オオムラサキツユクサ

大紫露草

単子葉、 ツユクサ科、 ムラサキツユクサ属、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 6月〜9月
高さ:5〜35センチ
地中に多肉の根があり、 茎はやや柔らかい。
各茎に数枚の被針形の葉が互生する。 葉は長さ13〜37センチで、基部は鞘状となる。
花茎の先と上部の葉腋に多数の蕾があり、 直径2.5〜4センチで3弁の花を長期にわたって次々と咲かせる。 青、紫、淡紅色、白などの色がある。 萼片は3枚あり、毛で覆われる。 個々の花は午前中に咲いて午後にはしぼむ。
長さ4〜6ミリの刮ハができる。
よく似た ムラサキツユクサ にくらべ、オオムラサキツユクサは、 丈が少し低くて葉も少し短いが、 花が少し大きくて、萼片に毛がある点などが異なる。

識別点: ツユクサオオボウシバナムラサキツユクサオオムラサキツユクサ
 ツユクサ    :花弁は青くて2枚、花茎約1センチ、高さ30〜50センチ。
 オオボウシバナ :花弁は青くて2枚、花茎約4センチ、高さ約100センチ。
 ムラサキツユクサ:花弁は紫色で3枚、花茎約2〜2.5センチ、高さ50〜60センチ。
 オオムラサキツユクサ:花弁は紫色で3枚、花茎約2.5〜4センチ、高さ5〜35センチ。

(2016/4/29)


(2016/4/29)


(2016/4/29)


単子葉植物へ戻る
双子葉植物も見る
総目次へ戻る