ムラサキツユクサ
紫露草
単子葉、
ツユクサ科、
ムラサキツユクサ属、多年草。
用語説明
花期:夏 6月〜8月
高さ:50〜60センチ
地中に多肉質の根があり、
茎はやや柔らかい。
各茎に数枚の被針形で粉白緑色の葉が互生する。
葉の長さは30〜45センチと細長く、
基部は茎を抱く。
花茎の先と上部の葉腋に集散花序が出て、多数の蕾がつき、
直径2〜2.5センチで紫色の3弁の花を長期にわたって次々と咲かせるが、
個々の花は午前中に咲いて午後にはしぼむ。
花は直径2〜2.5センチあり、
雄しべは6本で、花糸に毛が多数ある。
(この花糸の毛は細胞が1列に並んだものだそうである。
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/outline.cgi?das_id=D0005100125_00000)
花序の下には2枚の長い葉状苞がある。
長さ4〜6ミリの長卵形の刮ハができる。
種子は稜のある楕円形で、表面に粒々がある。
北米原産。
識別点:
ツユクサ、
オオボウシバナ、
ムラサキツユクサ、
オオムラサキツユクサ
ツユクサ :花弁は青くて2枚、花茎約1センチ、高さ30〜50センチ。
オオボウシバナ :花弁は青くて2枚、花茎約4センチ、高さ約100センチ。
ムラサキツユクサ:花弁は紫色で3枚、花茎約2〜2.5センチ、高さ50〜60センチ。
オオムラサキツユクサ:花弁は紫色で3枚、花茎約2.5〜4センチ、高さ5〜35センチ。
集散花序の下に長い2枚の苞がある。
苞は谷折れとなっている。(横広がりになりやすい?)(2023/5/17)
花弁は3枚、雄しべは6本で、花糸に毛が多数ある。
花糸の毛が紫色となる品種もある。(2023/5/17)
葉は披針形で茎を抱く。赤味を帯びた花もある。(2013/5/11)
赤味を帯びた花でも、花糸に毛のあることがその陰からわかる。
(2002/5/12)
茎は直立して先に花序をつける。(2017/4/22)
群生する。
(2002/5/19)
葉が粉白色を帯びるものもある。(2015/6/1)
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