カモジグサ
髢草
単子葉、
イネ科、
エゾムギ属、多年草。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜7月
高さ:0.4〜1メートル
茎は細くて叢生する。
葉は長さ15〜25センチの線形で、白みのかかった緑色で、
根元と節から出る。
初夏に茎先から長さ15〜25センチの穂状の花序を出し、先は垂れ下がる。
小穂は紫色を帯びた緑色で、
花茎に沿ってやや間をあけて上下に互生する。柄はない。
小穂は長さ1.5〜2センチで、5〜10個の小花があり、
外花穎には長い芒がある。
識別点:
カモジグサ、
アオカモジグサ、
ヤマカモジグサ、
ミズタカモジグサ
カモジグサ :花穂は帯紫色、穂がばらけて垂れ下がる、内穎と外穎が同長。
アオカモジグサ:花穂は緑色、穂のばらけ・下垂少なく、内穎が外穎より短く、花後の芒が反り返る。
ヤマカモジグサ:葉が途中で反転、花穂は緑色、小穂に短い柄、穂のばらけ・下垂少なく、内穎が外穎より短い。
ミズタカモジグサ:湿地に生え、花茎が太くて直立し、芒は帯紫色、穂はばらけない。
花序は湾曲し、小穂が上下に互生する。
(2012/5/12)
芒が赤紫色を帯びることが多い。
(2012/5/12)
芒は1.5〜3センチと長い。穂全体が赤紫色を帯びることもある。
葉耳。
(2018/5/24)
ごく短い葉舌がある。(2018/5/12)
葯は淡黄色。(2017/5/9)
(2009/5/13)
小穂は熟すと長さ約5ミリの楕円形の種子を含む。(2010/5/27)
大きな株を作る。(2017/4/13)
(2016/4/29)
群落を作る。
茎は踏みつけられても立ち上がるようだ。(2016/4/29)
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