カキツバタ

杜若、燕子花

単子葉、 アヤメ科、 アヤメ属、球根植物、夏緑、湿生、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:30〜60センチ
湿地に群生する。
葉は幅2〜3センチのやや広い剣形で、根元から数枚重なり合って出る。
直立する花茎の先に紫色の花を2〜3個つける。 外花被は長さ6センチほどで、先が垂れ下がり、 基部に三角形の白斑があり、先が黄色みを帯びる。
楕円形の刮ハができる。

識別点: アヤメカキツバタイチハツキショウブノハナショウブジャーマンアイリス
 アヤメ  :花期5月、乾いた土、葉は細長い、外花被基部に網状模様、花は青紫か白。
 カキツバタ:花期5月、湿地、葉は幅広、外花被基部に3角形の白斑。
 イチハツ :花期4月5月、乾いた土、葉は幅広、外花被中央部に白いトサカ状の突起。
 キショウブ :花期5月、湿地、葉は細長い、花は黄色。
 ハナショウブ:花期6月、湿地、葉は細長い、花は紫、外花被基部に三角形の黄斑、中脈が太い。
 ジャーマンアイリス:花期4月5月、葉は幅広、中2枚の花びらは直立、外花被中央部にブラシ状の突起。
 ダッチアイリス  :花期4月5月、葉はやや細くて巻く、外花被中央部に突起なし。



花弁の基部に3角形の白斑がある。(2015/5/10)


(2015/5/10)


葉はアヤメより幅が広い。




赤紫の花や白い花もある。(2017/5/31)


楕円形の刮ハができる。(2015/6/1)


(2017/5/31)


裂開するとトウモロコシのような種子が現れる。(2017/9/30)


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