ヤブムグラ
藪葎
双子葉、合弁花、
アカネ科、
ヤエムグラ属、多年草。
用語説明
花期:夏 7月〜8月
長さ:40〜60センチ
茎には4稜があり、細くて無毛で、つる状にのびる。
葉は1〜1.5センチの狭長楕円形で、4枚(〜5枚)ずつ輪生する。
葉の先は短くとがり、縁に上向きの短いとげがある。
茎の先や葉腋から出る短い花序に、小さい白い4弁花を数個まばらにつける。
果実は2つの分果からなり、無毛である。
識別点:
ヤエムグラ、
ヤブムグラ、
ヨツバムグラ、
ヒメヨツバムグラ
ヤエムグラ :茎の稜に棘、1〜3センチの広線形の葉が6〜8輪生、花4弁、果実に毛。
ヤブムグラ :茎は無毛、1〜1.5センチの尖った長楕円形の葉が4〜5輪生、花は4弁、果実無毛。
ヨツバムグラ :茎は無毛、0.6〜1.5センチの尖った長楕円形の葉が4輪生、花は4弁、果実に突起。
ヒメヨツバムグラ:茎はほぼ無毛、0.4〜1.2センチの狭披針形の葉が4輪生、花は4弁、果実に突起。
ホソバノヨツバムグラ:茎の毛わずか、0.7〜1.4センチの狭長楕円形の葉が4輪生、花は通常3弁、果実無毛。
葉は細く、4枚ずつ輪生する。小さくて白い4弁花が咲く。
(2010/5/27)
茎は4稜形で細い。
(2010/5/27)
果実は小さな饅頭を2つ合わせたような形の2分果で、表面にツブツブがある。
(2020/6/11)
葉の縁にはまばらな上向きの棘がある。
(2020/6/11)
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