ウシハコベ
牛繁縷
双子葉、離弁花、
ナデシコ科、
ハコベ属、2〜多年草。
用語説明
花期:春〜秋 4月〜10月
高さ:20〜50センチ
茎は柔らかくてよく分枝し、
上部には腺毛があり、節が暗紫色をおびる。
葉は長さ2〜7センチの卵形で対生し、縁が波打ち、先が細くなっている。
上部の葉は茎をいだく。
葉腋から数本出る花柄に直径8〜10ミリの白い花をつける。
花弁は5枚であるが、深く切れ込んでいるので、10弁のように見える。
花柱は5個あり(ハコベの花柱は3個)、雄しべは10本ある。
花柄と萼片には腺毛がある。
卵形の刮ハがつき、小さい種子には一面に微細なこぶがある。
熟すと6裂する。
識別点:
ミドリハコベ、
コハコベ、
ウシハコベ
ミドリハコベ:茎が緑色、葉は1〜2センチの卵形、花柱は3個、雄しべ5〜10本、種子に尖った突起密生。
コハコベ :茎は暗紫色、葉は約1センチの卵形、花柱は3個、雄しべ3〜5本、種子の突起尖らず。
ウシハコベ :茎の節が暗紫色、葉は2〜7センチで縁が波打ち、花柱は5個。
花は10弁のように見える5弁で、葉は先が細くなる。
花柱が5本ある。
雄しべが10本ある。(2014/12/10)
(2015/4/26)
蕾。葉は対生する。(2008/11/22)
花柄と萼片に腺毛がある。(2008/10/26)
花柱が4個、花弁も4個の個体があった。
(2014/12/10)
茎の節が暗紫色で葉の縁が波打つ。(2009/4/19)
(2013/4/13)
果実は卵形の刮ハ。
(2014/12/10)
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