スミレ



双子葉、離弁花、 スミレ科、 スミレ属、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 3月〜6月
高さ:7〜11センチ

特徴要約(他のスミレとの比較については スミレ科一覧参照):
   地上茎:無、花色:濃紫色,白、葉:楕円状披針形、距:太短、花柱:頭状。

地上茎がない。
葉は根から束生し、 花期には長さ2〜9センチの長楕円状被針形であるが、 夏期にはもっと大きい長三角状被針形となる。 葉柄に狭い翼がある。
花柄は根元から立ち上がったあと下向きにまがり、 花を1個横向きにつける。 花弁は長さ1.2〜1.7センチで、側弁に白い突起毛があり、 距は長さ5〜7ミリで太い。柱頭はカマキリの頭状である。 色は濃紫色が多いが白いのもある。
刮ハが3裂すると、褐色の丸い種子が現れる。
アリアケスミレ と似ているが、アリアケスミレは花が白色〜紫色で、 距が約4ミリと短い。

識別点: スミレノジスミレ
 スミレ  :葉は長楕円状被針形、葉柄に広い翼がある。
 ノジスミレ:葉は楕円状被針形、葉柄の翼が狭い。

葉は長楕円状披針形で、鈍頭である。(2016/4/15)


葉柄に翼がある。(2016/4/15)


距が太い。 (2016/4/15)


葉が細長くて束生する。(2016/4/15)


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